福島県会津若松市の鍼灸治療院/tontonはり灸治療院・肩こり・腰痛・膝の痛み・座骨神経痛・井穴刺絡

会津若松市の鍼灸院、なかなか治らない「肩こり」、「腰痛」、「膝の痛み」を原因から治しませんか?

コラムH23年2月

平成23年2月1日〜2月27日迄の本日のコラム

雪の晴れ間 H23.2.1

ホワイトシーダー
ホワイトシーダー

五十歳代の女性です。

特にどこと言うことはないのですが、少し疲れがあるようです。

昨年11月の血液の検査表を持ってこられました。

LDLコレステロール、空腹時血糖値、HbA1cが少し高めで、尿潜血が2+

でした。

目の見え方について聞くと「普通です」と言います。

それでも、壁に掛けてあるカレンダーを見て、その見え方を覚えてい

ただきます。

さらに、右肋骨の内側に指を差し込んで肝臓に圧痛があるか、違和感

があるか、硬いか確認します。少し堅さがあります。

血糖値と関係する肝と目の症状を考え右F2F6を刺絡します。

少し見え方が良いと言います。肋骨に差し込んだ指の感覚も柔らかく

なっています。

次に、胃の状態を調べるため、みぞおちから順々に臍の所まで指で押

していきます。みぞおちの所は柔らかですが、その下からは硬く張っ

た状態が続きます。

左F1F6を刺絡します。

刺絡直後から硬かったお腹が柔らかく変化します。

その変化を、患者さん自身で確認してもらいます。

次に、尿潜血が2+でしたので腎経を調べます。

長座位になってもらい、両手を後ろに回し背中をトントンとたたいて

もらいます。

そして、その背中の響きと左右の違いを覚えてもらいます。

右の方が少し響きが強い様です。

そこで、仰向けにまた寝てもらい、右F3を刺絡します。

起きてもらい、もう一度背中をたたいてもらいます。そして、その変

化を感じてもらいます。

起きたり寝たり、覚えることが多かったり、大変ですが、患者さんの

感覚が治療の指針になるので辛抱してもらいます。

左右の響きが同じになったと言います。

次に、心臓の検査を行います。

長座位で深呼吸をしてもらいます。そしてどこまで空気が入ったか確

認してもらいます。

多くの患者さんは意識して呼吸をしていませんから、

はじめは分かりませんが、何回か深呼吸をしているうちにだんだん分

かるようになります。

「お臍の辺りかしら」と言いますので、それを覚えてもらいます。

左のH3を刺絡します。

「よく分からないけれど、空気が楽に入ってくる感じがします」と言

います。

最後に、「肩こりは有りませんか」と聞くと、自分では感じていない

ようです。

そこで、首を左右に曲げたり、振り向いたり、前後に曲げたりして、

違和感のでる姿位を確認します。

すると、首を右に倒すと、右の耳の下から肩にかけて痛みが出ます。

右のF5H5を刺絡します。

痛みが少し後ろに移動します。

次いで、右F4を刺絡します。

改善しましたが、まだ何かあります。

そこで、頭をゆっくり回してつっぱり感や、違和感のある位置に来た

ら止めてもらいます。

先程の位置に首が来ると違和感があります。

その位置と違和感を覚えてもらいます。

百会を刺絡します。

もう一度、頭をゆっくり回してもらいます。

不思議そうに頭を回します。

「ええ!無いです。」

「なにが?」

「痛みがないんです」

「どんな感じですか」

「油を差してもらった感じで、楽に回ります」と言います。

この表現は、百会の刺絡の後良く聞く患者さんの感想です。

「なんで、頭をやって首の動きが良くなるの」と聞きます。

「私にも分かりません。東洋医学の不思議です」としか答えられませ

ん。

どうやら犯人はこの8羽のカラスのようです。 H23.2.2

8羽のカラス
8羽のカラス

久しぶりのお天気に朝からスズメが餌を探しに飛び回っています。

住み込みの助手が余ったご飯や野菜くずを細かくして玄関の横に蒔い

ておきました。

お昼にはみんな無くなっていたので、「スズメが食べた」と喜んでい

ました。

しかし、治療院に来た人の話では玄関脇でカラスが餌を食べていたそ

うです。

それを聞いて悔しがること。

「カラスもお腹がすいていたんだろうよ」と言っても納得しません。

今日は旧暦の元旦です。  H23.2.3

ウサギさん再び登場
ウサギさん再び登場

ウサギさんが座っているのは会津特産の桐のまな板です。

抗菌性が有り、軽くて使いかっての良いまな板です。

ところで、20歳代の男性の家具職人さんです。

首コリ肩こりのため5年前から整形に通っていましたが、湿布と薬のみ

で改善がありません。

経絡テストを行うと、

首を左に倒すと、右の首筋から肩にかけてつっぱり感と痛みがでま

す。

首を左に振り向くと、同じく右の首筋から肩にかけてつっぱり感と痛

みがでます。

首を左斜め45度に倒すと、右の首筋から肩にかけてつっぱり感と痛み

がでます。

首を後ろに倒すと首筋の真ん中に突っ張りを感じます。

以上の症状から、右F5右H5、右H4、左右のF4を刺絡します。

かなり改善しました。

最後に残った、首筋の真ん中のつっぱり感に対しては、

まず首を左右に3回づつゆっくり回してもらいます。

ゆっくり回してもらうのは、早く回すと痛いところを飛び越えて分か

らなくなるからです。

左右に3回まわして毎回、同じ所に同じつっぱり感を覚えてもらいま

す。

治療穴は正中線上ですので頭のてっぺんの「百会」です。

百会の刺絡の後、同じように頭を回してもらいます。

「あれ!?無いです。つっかかりが取れたように」と言います。

首コリ肩こりの原因は眼精疲労、内臓の疾患、仕事上の疲れなどが有

ります。

次回から、じっくりと犯人捜しをしていきます。

アキレス腱不全断裂 H23.2.4

きんかん
東京の友人から季節の便り「きんかん」

「きんかん」は民間薬として咳や、のどの痛みに効果が有るとされて

います。

「きんかんを食べて風邪ひかないぞ!」と住み込みの助手は気勢を上

げています。

ところで、70歳代の男性です。

1年前、趣味のテニスの試合中に左アキレス腱を不全断裂しました。

病院に行きリハビリに通ってましたが良くならないので、テニス仲間

の紹介で来院しました。

症状は、左足のかかとを上げる姿勢になると、アキレス腱のすこし上

部に痛みが出ます。

アキレス腱の上を指で押すと痛みが出ます。

脚の後ろは膀胱経と腎経の経絡が通っているのでF4とF3を刺絡して様

子を見ます。

「すこしいいかな」と歩き始めましたが、脚に力を入れると痛みが出

ます。

膀胱経と腎経に沿って圧痛点があるか、足の甲を探しましたがありま

せん。

足首の回りを探すと、アキレス腱がかかとに着く内側と外側と後ろに

圧痛点が有りますのでそこに円皮針を貼ります。

再度、歩いてもらいます。

少しは良くなったようですが、まだ痛みが有ります。

長い間の痛みのためか、左のふくらはぎが硬くなっています。

そのふくらはぎに刺針してパルスを15分かけます。

また、歩いてもらいます。まだ痛いと言います。

「1年も痛かったんだから、すぐに治りませんよ」と患者さんに慰めら

れます。

しかし、1年も経過したのであれば不全断裂の傷は既に治っていると思

われます。

何が痛みを出しているのか?

痛みの犯人は誰か?

次回、もう一度丁寧に捜査と推理をする必要があります。

膝から下の痛み H23.2.5

タラの芽
山男からの便り「タラの芽」
早速、天ぷらにしていただきました。

先日、膝とかかとがが痛いと言って来院された70歳代の女性です。

今日は、右脚の膝の付け根と内くるぶしが痛いと言って来られまし

た。

身体を動かしてもらい痛い姿勢を確認します。

すると、身体を左に回転すると右脚の膝から下に痛みが出ます。

かかとには痛みが出ません。

治療穴は陰経の右F1F2F3です。

治療後、再度身体を左に回転してもらいます。

すると、右脚の膝から下の痛みが消えています。

右脚の甲と足首の圧痛を探しますが、前回のように見つかりません。

しかし、膝の内側を押すと痛みが出ます。

その一番痛い所に軽く皮膚刺絡を行います。

膝の角度によっては痛みが出ますが、普通に歩くには差し支えないよ

うです。

雪だるまのお参り H23.2.6

雪だるま
雪だるまのお参り

日曜日でしたが、午前中治療をして、午後はおにぎりを持って大内宿

に行きました。

久しぶりの青空の見えるお天気に、行き交う人の顔がとてもにこやか

です。

突き当たりの山道を少し上がると小さなお堂が有ります。

ミカンが3個、栗が3個お供えしてあります。

お参りに来た二人の雪だるまさんはもう溶けて倒れていました。

何をお願いに来たのでしょう。

眼精疲労の治療 H23.2.7

EAP(電気針)
EAP(電気針)良導絡治療でよく使う鍼です。

先日お見えになった若い家具職人さんです。

肩こりに悩んでいます。

前回は、肩こりを直接治療しました。

今回は、原因とおぼしき眼精疲労の治療をしてみました。

例によって足湯をしっかりします。

ついで、ベットに座ってもらい、正面の壁に掛けてあるカレンダーを

見てもらいます。

そのとき、カレンダーがどんな風に見えているか、治療室内の明るさ

がどの程度か覚えてもらいます。

この場合、視力検査ではないので小さい字が見えるか見えないかは問

題にしていません。

仰向けに寝てもらい、目によいと言われる、右のF2F6F4を刺絡しま

す。

起きてもらって、もう一度カレンダーを見てもらいます。

少し、見え方が良くなったと言います。

また、仰向けに寝てもらい、今度はEAP(電気針)を使って、

目の回りのツボ(目尻、こめかみ、眉間、おでこ、など)を刺激しま

す。

同じように、またカレンダーを見てもらいます。

治療室内がより明るく見えると言います。

次に、首のコリの治療も兼ねて、

後頭部の後頭隆起の左右2㎝離れたツボに軽く皮膚刺絡を行います。

すると、カレンダーの数字を囲っている黒い線がくっきり見えるよう

になりました。

最後に、百会を刺絡します。

刺絡の前に、首を左右に3回ゆっくり回してもらいます。

ゆっくりまわす速度は、お風呂で身体を動かしても波が立たない程度

のゆっくりさです。

これほど、ゆっくり回す理由は、早く動かすと、痛いところがあって

もスッと通りすぎてしまい、どこがどうしたとき、痛みや違和感が出

るのかを捕まえ損なってしまうからです。

何回か動かしているうちに痛みや違和感が無くなってしまう場合は

、運動不足が原因と思われるので、その部分のストレッチをすること

が必要だと思います。

この患者さんの場合は、首を後ろに反らせたとき、違和感が感じられ

るようです。

治療後、もう一度首を回してもらいます。

後ろから見ていても、分かるくらい首が無理なく後ろに反ります。

カレンダーの黒い縦線や横線がくっきりはっきり見えると言います。

首コリ肩こりの治療  H23.2.8

大内宿
大内宿
先日大内宿に行ったのに、「大内宿らしい写真」が無いと住み込みの

助手にブーイングされました。

「大内宿らしい写真」を掲載しなかったのには他意は有りません。

遅まきながらそれらしい写真を掲載します。

なお、会津・大内宿の雪祭りは2月12日と13日に行われます。

時代風俗仮装大会や日本一の団子さし、そば食い競争、郷土芸能など

のイベントが楽しめます。

お出かけ下さい。

ところで、治療のお話になります。

昨日来られた若い家具職人の方が今日は奥様と50日の赤ちゃんを連れ

て来院されました。

「足と手の先をちょんちょんやっただけで首コリ肩こりが治ってし

まった」と奥様に話しても信用して貰えなかったので引っ張ってきた

と言います。

奥様も同じように首コリ肩こりがあります。

腰痛もあります。

赤ちゃんの夜泣きもあります。

育児に一番大変なときです。

奥様の育児の相談に乗れるのは住み込みの助手のもっとも得意なとこ

ろです。

通称「くち鍼」のお時と申します。

「くち鍼」は冗談でなく、患者さんの訴えをじっくり聞くことによ

り、治療効果を上げることが出来るのです。

「心と体は一体のもの」と考える東洋医学の神髄です。

治療をすると完全では有りませんがかなり良くなっています。

しかし、まだ信じられないようです。

奥様は鍼の治療は初めてなので、今回は軽い治療を行い反応を見たい

と思います。

次回から、眼精疲労、内臓の疲れ、精神的な疲れなど個別に見ていき

たいと思います。

偏頭痛 H23.2.9

南極の氷山とペンギンたち
南極の氷山とペンギンたち

昨日のことです、住み込みの助手が頭が痛いと言い出しました。

右の側頭部が痛いと言います。

彼女は高校時代偏頭痛がひどくて痛み止めの薬を常時携帯していたそ

うです。

偏頭痛の度に薬を飲んでいたのでは、薬害の方が大きくなります。

実際、胃を悪くして、舌が真っ白になったと言います。

偏頭痛と副交感神経の話をして、少し運動して交感神経を上げるよう

に言いました。

しばらくすると、ベランダでガンガンと音がしています。

何をやっているのかと見ると、ベランダに凍り付いた氷を金槌で割っ

ています。

今度はドスンドスンと音がします。

ベランダから氷を下に落としている音です。

作業が終わって頭痛の変化を聞きましたが、あまり良くなってないよ

うです。

それでも薬を飲むのは我慢してもらい、その日はおとなしくしてもら

いました。

今朝起きたとき、まだ痛いと言います。

患者さんが来る前に、H5F5の井穴刺絡をしました。

治療の後だいぶ良くなったと言います。

夕方、また頭が痛くなったと言います。

話を聞くと、今日は友人の誕生日だったのでケーキを買って持って行

き、ついでに友達と一緒にそのケーキを食べてきたと言います。

甘いものと、油っこいものは御法度だと言っているのに。

困った助手です。

明日はこの氷を処分する作業をしてもらった方が良いようです。

変形性膝関節症 H23.2.10

70歳代のテニスが趣味の男性です。

昨年の12月にプレー中に左膝が痛くなりました。

整形外科で見てもらったら変形性膝関節症と診断されました。

湿布をもらって貼っていましたが、良くならないので来院していま

す。

先月からだいたい1週間に一回のペースで来院してもらっています。

現在は好きなテニスを週3回やれるまでになりました。

階段の上り下りも支障なく出来るようになっています。

しかし、和式トイレスタイルから立ち上がるときに左膝に痛みが出ま

す。

左右の膝を比べると写真の通り左膝に少し腫れが観察されます。

赤い印の真ん中を指で押すと痛みが出ます。いわゆる圧痛点です。

圧痛点も2回目に押して痛みが消えているものは本命ではありません。

2回3回押してもまだ痛いところで、近くの圧痛点のなかでもっとも痛

いところに円皮針を貼ります。

圧痛点を探していくと脚の陰経(内側)に並んでいるのが分かりま

す。

脚の陰経は脾経、肝経、腎経です。

従って治療穴はF1F2F3です。

F1F2F3に刺絡を行います。

次回の治療までの一週間、黒酢の湿布と筋トレと膝のストレッチを宿

題として出しました。

膝に負担をかけないように膝回りの筋肉にもがんばってもらいます。

会津絵ろうそくまつり〜ゆきほたる〜 H23.2.11

会津絵ろうそく
お薬園 会津絵ろうそく

会津絵ろうそくまつりは「お薬園」と「鶴ヶ城」をメイン会場として

行われます。

午後の治療が終わった後、早速見学に行きました。

さしずめ、お薬園(会津藩の薬草園)は陰の世界、鶴ヶ城は陽の世界

を表しているようです。

いざ、幽玄の世界へお供つかまつらん。

かがり火
お薬園 かがり火
会津絵ろうそく
お薬園 会津絵ろうそく
光の回廊
お薬園 光の回廊
光の回廊
お薬園 光の回廊

お薬園の売店では様々な薬草、薬箪笥、薬研などが展示されていま

す。

現代のような薬が無かった頃の人々の苦労をかいま見ることが出来ま

す。

鶴ヶ城の絵ろうそく祭りは次回へ

会津絵ろうそく祭り H23.2.12

鶴ヶ城の絵ろうそく祭りです。

光の回廊
光の回廊
鶴ヶ城
鶴ヶ城

雪が降ってきました。

明日は横浜で井穴刺絡研究会の意見交換会です。

楽しみです。

参加希望の方はリンク集の「井穴刺絡研究会」の研修会スケジュール

をご参考においで下さい。

井穴刺絡意見交換会 H23.2.14

冬のセミ
ピー箱からマキを取り出したら、そこには「冬のセミ」

昨日、13日は横浜で井穴刺絡意見交換会が行われました。

午後1時から5時まで和やかな雰囲気のなか行われました。

前半は各参加者の持ち寄った症例を話し合いました。

後半は参加者のなかから治療希望者を募り、実際に稲舛先生が治療し

ました。

一つ一つの施術をおこなった後に、痛みの確認をしていく丁寧な治療

に学ぶべき事がたくさんありました。

井穴刺絡意見交換会の模様は井穴刺絡研究会のホームページの掲示板

に動画が掲載されていますのでご覧下さい。

リンク集の「井穴刺絡研究会」をクリックしてください

腰痛 H23.2.15
祈り
治療する手は同時に祈りの手です 

前回の治療で肩こり、背中の張りが楽になった20代の女性です。

今回は腰痛の治療です。

例によって、経絡体操を行います。

すると、少し前屈しても後屈しても、腰の左右に痛みが出ます。

側屈は、左も痛いが右の方がより痛みが出ます。

左右に回転では両方とも背中に痛みが出ます。

治療は、はじめは左右のF5を刺絡します。

側屈と回転が大いに改善します。

前屈、後屈は少し改善です。

次に、左右のF4を刺絡します。

すると、前屈がスーとできます。後屈もめいっぱいできます。

回転も痛み無くできてます。

患者さんは「ホォー、エー、すごい、すごい〜」と言います。

しかし、患者さんは本当に治ってみないとその感覚は分かりにくいも

のです。

今までの状態が少し良くなると治ったような感じになるのです。

腰痛は内臓の疲れからも起こることがあります。

そこで、胃の圧痛を調べます。

みぞおちの直ぐ下から、指で押していきます。

2番目の所に圧痛が有ります。さらにお臍の回りにも圧痛が有ります。

左のF2F6を刺絡します。

2番目の所の圧痛は解消します。しかし、お臍の回りの圧痛は解消でき

ていません。

経絡上の井穴の名前はありませんが、左足の中指の外側爪の際に刺絡

を行うと、少し楽になりましたがお臍の上下の圧痛はまだあります。

お臍の上下は正中線上に有りますから、百会が治療穴になります。

百会を刺絡すると、圧痛が取れます。

しかし、まだお臍の上にドキドキと拍動がふれます。

この治療は次回ということで終了しました。

初めての子育てでいろいろ大変なんだと思います。

痔の治療 H23.2.16

NHKの朝の番組で「痔」の特集をやっていました。

痔の種類や手術、予防、習慣については番組で詳しく説明していまし

たので、井穴刺絡ではどう治療するかについて書きます。

痔は肛門近くの血流障害が原因と考えられますので、血流改善を図る

目的で、刺絡を行います。

肛門はいわば消化器器官の末端にあたりますから左F1F6

また、肛門の左右ということで左右のF4

さらに、前面として左右のF3

後面としては長強(尾骨付近)

また、肛門は正中線上に有りますので、百会

これらを刺絡して様子を見ます。

痛みが、これらの治療によって改善するようであれば、上記治療を最

初の一週間は毎日、次の一週間は一日おきに治療をします。

さらに、次の一週間は二日おきに治療します。

これが1クルーとしてその後しばらく様子を見ます。

また、出来れば早めに専門医の診察を受けることを勧めます。

しかし、場所が場所だけになかなか行けないのが現状です。

変形性膝関節症 H23.2.17
山に登る道
山に登る道は一つじゃない

70歳代の男性です。

通常の生活や趣味のテニスには支障はありません。

しかし、左右の膝を比較すると左の膝の方が少し腫れと、微熱が有り

ます。

ベッドに座り、長座位から左右の膝を交代に抱えてもらいます。

右の膝を抱えて引きつけても膝に違和感が出ません。

しかし、左の膝を抱えて引きつけると、膝全体、特に内側に痛みが出

ます。

左F1F2F3を刺絡します。

痛みは膝の前に移動します。

F6を刺絡します。

今度は膝の裏に違和感が出ます。

膝の裏の圧痛を調べます。すると内側に1箇所圧痛が有ります。

その圧痛に円皮針を貼ります。

さらに左足の甲や指の間の圧痛を探します。

特に脾経、肝経、腎経を探します。

脾経、肝経、胃経に圧痛が数カ所有ります。

1回目に痛かった所を再度テストします。

2回目も痛かったところに円皮針を貼ります。

左膝のもっとも痛い圧痛点に円皮針を貼ります。

再度左膝を抱えて引きつけてもらいます。

痛みが軽減しています。

今日で治療は一段落です。

しばらくは自宅で膝関節に負担の少ない大腿四頭筋の等尺性運動とス

トレッチさらに黒酢の湿布をしてもらいます。

肩の痛み H23.2.19

ワカサギ
ワカサギをいただきました。
唐揚げで美味しく食べました。
ワカサギは別名サクラウオと言います。
季語は待ち遠しい「春」です。

60歳代の男性です。

以前から左肩は痛かったのですが、一週間前スキーで左肩を打ってか

ら余計痛くなりました。

寝ているときにも痛みにより目が覚めるときが有ります。

腕を横に広げる動作をすると肩の前の痛みと腕の重さを感じます。

治療は、寝ているときにも痛みが出るとのことですので、

副交感神経の異常興奮を疑い、肩とは逆の右足のF5を刺絡しす。

(運動神経の治療でなく、自律神経を対象とした治療を行おうとして

いるので、経絡とは関係ない反対側の井穴を治療対象とします。)

腕を横に広げる動作をするとあまり変化は有りません。

次いで、左F5左右のH5を刺絡します。

腕が広がる角度は大きくなっていますが、健側の右と同じくらい広げ

ると痛みが出ます。

最初にテストした角度では痛みは出ていないようです。

腕を横に開く動作は肺経と心房経が関与しますので、左のH1H2を刺絡

します。

痛みはありますが、腕の開き具合は良くなります。

代わりに、腕が重く感じます。

腕を水平に保つには大腸経が関与すると思いますので、H6を刺絡しま

す。

少し良いかな?ぐらいの感じです。

左手の指、手の甲、手首に圧痛がないか調べましたが、有りません。

以前、左足を骨折して手術をしたことが有るので、手術痕の圧痛をし

らべます。

先の丸い棒で押しているのですが、針で刺されたような痛みを感じる

ところがあります。

2箇所に圧痛が有り、円皮針を貼りましたが、あまり改善はありませ

ん。

肩の痛みを出している本当の犯人はどれなのか、まだ探しあぐねてい

ます。

また、長い間痛みのために伸ばしきれない筋肉を伸ばそうとしている

のですから、急には無理なのかなとも思います。

次回は、井穴刺絡と局所の治療を予定しています。

腰痛 H23.2.20

足湯
足湯に陳皮を入れてみました。

肩こりと腰痛で治療に来ている40歳代の男性です。

しばらく仕事の都合で治療期間が空いてしまいました。

でも、肩の方はだいぶ良くなりました。

血圧が低く、足の冷えがきついので、足湯はじっくり15分行います。

最初の10分間は暖かく、後の5分間は熱く、ちょうど赤い足袋を履いた

ぐらいに暖めます。

例によって、経絡体操をしてもらい、痛みの確認をします。

右に側屈したときに左腰が痛くなります。

右に回転すると左腰に違和感が出ます。

治療穴は左のF4F5を刺絡します。

軽減しますが、まだ違和感が有ります。

そこで、左足の甲の特にF4F5のラインの圧痛を探しますが、特にあり

ません。

左足の踵から上に向けて押していきますと、ちょうどアキレス腱の少

し上に3つの圧痛点が有ります。

圧痛点に円皮針を貼ります。

円皮針

さらに改善します。

腰の筋肉が硬く凝っていますので、

俯せになってもらい、腰にパルスを15分行います。

仕上げに、百会に刺絡を行います。

腰が軽い軽いと言います。

肩の痛み H23.2.21

キンカン
キンカン 宮崎の友人から

先週肩が痛いと言って来院された60歳代の男性です。

腕をあちこちに曲げて肩が痛いと言います。

腕の動きと、痛む場所の確認を一つ一つ行います。

すると、左腕を横から挙げたとき左肩の前が一番痛いことが分かりま

す。

ツボで言うと肺経の「雲門」の少し外側(肺経と胆経が交叉するとこ

ろ)です。

腕を挙げながらそこを親指で押さえると痛みが出ます。

治療は肺経の左H1と胆経の左F5を刺絡します。

痛みにあまり変化はないと言いますが可動域は確実に拡大していま

す。

肩の前に痛みが有るので、陰経の左H2H3を刺絡します。

痛みの出かたがだんだんハッキリしてきます。

腕を挙げるときより、腕を挙げた状態から、腕を下げて、腕が水平か

ら下にゆっくりおろす途中に痛みが出ることが分かってきました。

腕を水平の状態から力を抜いてストンと落とすときは痛みはありませ

ん。

腕の重さを支えながら、ゆっくりおろしていくと痛みが出ます。

手術痕の圧痛を調べます。

胆のう摘出手術痕

盲腸手術痕

膀胱がん手術痕

それぞれ身体の右側と真ん中に傷跡が有ります。

痛みとは反対側ですが探してみます。

しかし痛みは有りません。

局所を治療してみます。

痛い腕の姿位で痛いところ。

先程の肺経と胆経が交叉するところに針をします。

2箇所に刺針してパルス(1Hz)を10分行います。

外転からゆっくり下ろしてもらいます。

少し良くはなっていますが、まだ痛みが有ります。

左右の腕を一緒に挙げるバンザイをしてもらいます。

同じ高さに挙がります。

後は自宅で硬くなった肩の前部分の筋肉のストレッチをしてもらいま

す。

1週間ストレッチをして痛みが改善しないときはまた治療に来てもらい

ます。

健康診断 H23.2.22

白いアネモネ
白いアネモネ 花言葉は「無邪気」

このアネモネは患者さんから頂いたものですが、

「無邪気」の度が過ぎて花の中から葉が出てきてしまいました。

花屋さんに聞いたら、非常に珍しいとのことです。

2年ぶりに健康診断を受けてきました。

患者さんには口やかましく定期検診には行きなさいと言うのに、

自分のこととなるとなかなか実行しません。

血圧が高い。降圧剤を飲みたくないのでまじめに運動をしなければと

思います。

前回は口から胃カメラを行い、辛い思いをしました。

今回は鼻からだったので多少はらくでした。

でも、胃の粘膜に所々赤いつぶつぶが有ります。

ピロリ菌が悪さをしているのかもしれません。

ストレス H23.2.23

玄関
階段
小さな訪問者

60歳代の女性の方です。

「今日特に辛いところ有りませんか。」

「雪かたしやって、腰が少し痛いです」

この方は職場でいじめに遭っていました。

初診時にはそのためか、便秘、高血圧、食欲不振、顔色も悪くうなだ

れて診察室に入ってきました。

2回目の治療の後大量の便が出て、すっきりした顔で報告に来ました。

血圧も下がり、良い感じになりました。

治療の後、手を触ってみると治療前より暖かくなっています。

しかし、職場のいじめをする人の名前を言ったとたん、手の暖かみが

スーと消え、冷たくなるのが分かりました。

悪いストレスがいかに身体に障害を与えるか身をもって感じました。

その後、職場を変え1年後の今では見違えるほど元気になりました。

元気になった分やりすぎることが多々あります。

インフルエンザ H23.2.24

タミフルカプセルとムコソルバン錠
タミフルカプセルとムコソルバン錠

住み込みの助手が昨日の夕方から急に頭痛と関節の痛みを訴え始めま

した。

熱は38度2分。

どうやら今はやりのインフルエンザのようです。

直ぐに近くの病院に行き検査をしてもらいました。

インフルエンザA型と診断されました。

タミフルカプセルとムコソルバン錠を処方されました。

熱がありますので、水分をしっかり取り脱水症状が起きないように気

をつけなければなりません。

スポーツ飲料を用意して、トイレに行っておしっこをしたら、毎回

200ccコップ1杯ぐらい飲みます。

おう吐は一回ありました。

おう吐物は、感染の原因になりますので、ビニールの買い物袋に入れ

てきつく縛り他のゴミと別個に捨てます。

治療室と彼女がさわったと見られるドアの取ってや家具などをアル

コールで消毒をします。

井穴刺絡の治療としては

腰、手足の関節が痛い症状改善のために左右のH6F4の刺絡

背骨が痛い症状に百会の刺絡

全体的な痛みはかなり改善しましたが、腰はまだ痛みがあります。

本人は「ずーと寝ていたから」と言います。

治療と看護、食事の世話と大変です。

住み込みの助手が素直になるのはこんな時だけです。

看護する人が一番感染しやすいのでマスクを着用し、常に石けんで手

を洗い清潔にしていなければなりません。

それに、患者さんに万一インフルエンザがうつると心配ですのでしば

らく、1週間ぐらい治療をお休みします。

予約の患者さんに連絡を取っています。ごめんなさい!

インフルエンザと井穴刺絡 H23.2.25

刺絡の道具
刺絡の道具

インフルエンザにかかった住み込みの助手

昨日インフルエンザの高い熱でフーフー言ってたのに、

今朝は熱も下がり(36.6度)元気に朝ご飯を食べています。

まだ残っている症状は頭痛と関節、特に腰の痛みです。

食後、薬を飲み井穴刺絡を行いました。

腰を曲げて痛みの確認をします。

腰の痛みはどこと特定できないけれど「腰を持って行かれそう」な痛

みと表現します。

刺絡するツボは左右のF5F4と百会です。

刺絡後、「なんか、楽になった」と言って布団から出て、歩き回り、

身体を動かしています。

夕方まで、布団に入ったり動き回ったりしています。

夕方の体温は36.1度です。

夕食後は「もう寝てるの飽きた」と言ってテレビの前に座り見ていま

す。

少し良くなると言うことを聞かないのは、治りません。

粗食に凝っています H23.2.26

イワシの干物
イワシの干物
焼いたイワシ
焼いたイワシ
メタボを気にして、最近粗食に凝っています。

今日の朝食のメニュー

ご飯(玄米、圧力鍋で炊いたものです。もちもちして思ったよりまず

くない)

みそ汁(もやしとさつまいも)

鰯の干物(市販の丸干し鰯の頭とはらわたを取って、真水にしばらく

つけて、少し塩抜きします。

血合いをきれいに取って、2日ほど寒風にさらしておくと身が飴色にな

ります。けっこう美味しいです)

大豆とニシンの煮豆

野沢菜

自家製の梅干し

内心、いつまで続くやら。

住み込みの助手の協力が必要です。

早く元気になるように。

21世紀の医学  H23.2.27

21世紀の医学
浅見鉄男著「21世紀の医学」

今日も治療院はお休みです。

ネットを見て予約の電話をされた方々に申し訳ありません。

ご紹介いただいたのに治療できなくてごめんなさい。

助手のインフルエンザの症状はほとんど良くなりました。

熱も平熱で関節の痛みも有りません。

井穴刺絡がインフルエンザの関節の痛みに効いたのかもしれません。

治療前と治療した後で痛みが全然違うと言うので効いているのでしょ

う。

明日の朝でタミフルは終わりです。

発症したのが2月23日の水曜日ですので3月2日の水曜日まで1週間お休

みします。

助手は寝ているのが飽きて、新聞やテレビをみています。

院長は助手の代わりに炊事洗濯買い物とけっこう忙しいです。

家事の合間に井穴刺絡のバイブルとも言うべき「21世紀の医学」を読

み返しています。

気がつかなかった事がいろいろあります。

まだ読み込みが足りないと思います。

反省!

以上 平成23年2月1日〜27日迄のコラムでした。

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